日本数学教育学会

8月8日(木)、第101回全国算数・数学教育研究(沖縄)大会 発表してまいりました!

ちょうど台風直撃でしたが、学会は滞りなく行われ、しかも飛行機の移動も大丈夫でした。が、雨風のすごいこと。。

15分おきにスコールがくるような感じで、きたときは傘なんて無駄無駄!一瞬のうちに、服を着たまま湯船に浸かったような状態になります。

幸い大会中は夜に私服が浸かる程度で済みましたが、空港への帰路にてスーツで湯船、となりました。

今回、学会発表は初めてでしたが、学校の先生方の、新しいことに挑戦する熱意は本当に素晴らしく、とても感動しました。正直、予備校講師の方が、古き良き方法を変えずに指導している方が多いと感じました。(私が異色の講師として扱われます)

私の発表は、高等学校部会の「ICT活用(1)」という分類で、もちろん「反転授業」についてです。

高等学校部会だけでも17個の教室に分かれ、各教室で30分のプレゼンが10セット行われます。各プレゼンの間の休憩10分の間に、見たい内容の教室に先生が移動するため、教室によっては満員で廊下まで立ち見のところもあれば、数人でガラガラのところもあります。

私は9セット目の時間(本当に最後の方)だったのですが、出来ればたくさん来てほしいと、少々ドキドキでしたが、おかげさまで立ち見も出ました。ホッ☆

私の話には多くの方が興味を持ってくれたのですが、感じたのは、反転授業を始めたいけど、「予習してこない生徒がいるんじゃないか?」を始めとした、一歩を踏み出せない先生が多いな、ということです。

私から言わせれば、今回沖縄まで足を運んで学ぼうとする姿勢、その時点で必要条件を満たしているので、絶対やるべきだと思います。

始めれば、良くも悪くも何かが起こります。でも、生徒のためにという信念を持って一歩を踏み出した先生は、問題が起こっても、臨機応変に必ず解決できます。

出来れば生徒とともに、生徒に助けられながら、生徒と一緒に十分条件を満たしていけば良いのだと考えます。

そうそう。私は来年も出ようと思っています。茨城大会。

それまでにやることはたくさんあります。

発表したとおり、「学習意欲」のスコアリングもしたい。

というか、自分はまだまだ2合目か3合目ぐらいだと感じたんですよ。

もっと自分が動いて、先生たちを巻き込んで日本の高校生の数学レベルを上げたいんですよ。

いろんな枠を外して活動するには、まだまだ色々小さすぎるので、「ちゃんいわ」はまだまだ頑張ります!!

まずは今週末。大切な大切な「第5回 大学入試数学教材研修」から動いていきますよ。