第5回 大学入試数学教材研修

第5回 大学入試教材研修 
今回も最高の盛り上がりで終了しました!
ありがとうございます☆

前半の司会を県立大和高校の渥見先生にお願いし、私が途中参加という、異例の形をとりましたが、
渥見先生を始めとした皆さんのご協力により、すべてのパートにおいて、良い流れでした。
私が登場したときには、歓声と共に迎え入れてくれ、大変嬉しかったです。

今回は「三角関数」「指数対数関数」と2単元。欲張りましたが、
さすがは皆研修のベテラン(?)、2チームでそれぞれ良い教材が完成しました。

やはり三角関数は、基本の公式群をもとに「方程式」「不等式」「最大最小」へどう応用するか?
という、基本の回と応用の回の2回分の授業構成になりやすいこと、

指数対数関数は、項目ごとに応用事項がある、つまり
1.「法則性質」
2.「グラフと方程式不等式」
3.「最大最小の基本」
4.「種々の応用題(対称式置換・領域・大小比較)」
5.「桁数問題(常用対数)」
それぞれに対する応用事項がある、というのが特徴でした。
互いのチームに対する質疑など、白熱する場面もあり、私も大変満足です。

いつも作成いただいた教材は、私とお手伝いメンバーで編集して印刷し、時間と手間がかかっていましたが、
次回の大阪開催(おそらく人数多め)で事務作業に時間がかかると会の進行に影響することを考慮し、
予行演習として、作成した教材をチームごとに編集してもらいました。
皆さんのご協力により、おかげさまで大変スムーズな発表までの流れとなりました。

時間が余れば、「主体的で対話的な深い学び」について話したかったのですが、やはり欲張り2単元。
またいずれお話しできたらと思います。

懇親会は、ここから参加してくれるメンバーも合流し、大変盛り上がりました☆
今回初参加の先生ともすっかり仲良くなり、楽しかったです♪
その中で、次回9月15日(日)に開催する大阪の話がでました。
今回試行で行った参加者の協力をどこまでお願いするか?それをふまえて何人まで参加者募集をかけられるか?
私だけでなく、むしろ私よりもメンバーの方が現実的でかつ夢を持った意見が出まくりました(T_T)

次回、大阪は、オリジナルメンバーから全部で7名が参加します!(皆それぞれ自費です、すみません!)
当日は彼らがファシリテーターとなって会を動かすと言ってくれています。
お手伝いメンバーの一人の卒業生が、反転授業で学んだことを大阪の先生たちに話したいと、自身から持ちかけてくれました(T_T)

来月、大好きな大阪にいけることを楽しみに、残りの夏期期間の授業、頑張ります!
最後に、お手伝いのお二人!いつもありがとう!!

日本数学教育学会

8月8日(木)、第101回全国算数・数学教育研究(沖縄)大会 発表してまいりました!

ちょうど台風直撃でしたが、学会は滞りなく行われ、しかも飛行機の移動も大丈夫でした。が、雨風のすごいこと。。

15分おきにスコールがくるような感じで、きたときは傘なんて無駄無駄!一瞬のうちに、服を着たまま湯船に浸かったような状態になります。

幸い大会中は夜に私服が浸かる程度で済みましたが、空港への帰路にてスーツで湯船、となりました。

今回、学会発表は初めてでしたが、学校の先生方の、新しいことに挑戦する熱意は本当に素晴らしく、とても感動しました。正直、予備校講師の方が、古き良き方法を変えずに指導している方が多いと感じました。(私が異色の講師として扱われます)

私の発表は、高等学校部会の「ICT活用(1)」という分類で、もちろん「反転授業」についてです。

高等学校部会だけでも17個の教室に分かれ、各教室で30分のプレゼンが10セット行われます。各プレゼンの間の休憩10分の間に、見たい内容の教室に先生が移動するため、教室によっては満員で廊下まで立ち見のところもあれば、数人でガラガラのところもあります。

私は9セット目の時間(本当に最後の方)だったのですが、出来ればたくさん来てほしいと、少々ドキドキでしたが、おかげさまで立ち見も出ました。ホッ☆

私の話には多くの方が興味を持ってくれたのですが、感じたのは、反転授業を始めたいけど、「予習してこない生徒がいるんじゃないか?」を始めとした、一歩を踏み出せない先生が多いな、ということです。

私から言わせれば、今回沖縄まで足を運んで学ぼうとする姿勢、その時点で必要条件を満たしているので、絶対やるべきだと思います。

始めれば、良くも悪くも何かが起こります。でも、生徒のためにという信念を持って一歩を踏み出した先生は、問題が起こっても、臨機応変に必ず解決できます。

出来れば生徒とともに、生徒に助けられながら、生徒と一緒に十分条件を満たしていけば良いのだと考えます。

そうそう。私は来年も出ようと思っています。茨城大会。

それまでにやることはたくさんあります。

発表したとおり、「学習意欲」のスコアリングもしたい。

というか、自分はまだまだ2合目か3合目ぐらいだと感じたんですよ。

もっと自分が動いて、先生たちを巻き込んで日本の高校生の数学レベルを上げたいんですよ。

いろんな枠を外して活動するには、まだまだ色々小さすぎるので、「ちゃんいわ」はまだまだ頑張ります!!

まずは今週末。大切な大切な「第5回 大学入試数学教材研修」から動いていきますよ。